出力フォーマットで、お客さま独自で追加したい項目を作成する方法をご案内します。
操作可能な権限
・マスタアカウント(初期に発行されたアカウント)
・システム管理者権限
・経費管理者権限
権限の詳細はこちら
操作方法
1.経費設定>[出力フォーマット]をクリックします。
2.[追加項目設定]タブをクリックします。
3.ID・追加項目名称・計算式を入力し、[保存]をクリックします。
[+追加]より最大で20個まで追加項目が設定ができます。
項目 | 詳細 |
---|---|
ID | 半角英数字で20字以内で設定します。 |
追加項目名称 | 50文字以内で追加したい項目の名称を設定します。 |
計算式 |
[編集]をクリックすると、計算式の設定画面を表示します。 |
アクション |
削除 並び替え |
計算式の設定方法
1.属性・関数から項目を選択し、[→]をクリックします。
項目 | 項詳細 |
---|---|
属性 | 属性から選択できる項目一覧はこちら(リンク挿入) |
関数 | IF、IFS、LEN、AND、ORの関数から設定ができます。 |
記号 |
四則演算や等式や不等式などの記号を設定できます。 |
2.[検証]をクリックします。
「入力された計算式は正常です。」と表示されると、計算式を登録できます。
3.[登録]をクリックします。
※画像の倍率に応じてスクロールが必要な場合があります。
計算式設定例
パターン1 IF関数を用いる場合
例)借方の勘定科目IDが2ならば5、そうでないなら0を出力したい。
計算式:①IF(②${借方:勘定科目ID}=2,③5,④”0”)
① 関数からIFを選択します。
② 属性から論理式に必要な項目を選択し、条件を設定します。
③ TRUE値に、論理式の条件にあてはまる場合に出したい結果を入力します。
④ FALSE値に、論理式の条件にあてはまらない場合に出したい結果を入力します。
※TRUE値/FALSE値の中にも四則演算の式を設定できます。
パターン2 IF関数とLEN関数を用いる場合
例)取引IDの文字数が5文字より大きいならば6,そうでないならば空欄を出力したい
計算式:①IF(②LEN(③${取引先ID})>5,④6,⑤””)
① 関数からIFを選択します。
② 関数からLENを選択します。
③ 属性から論理式に必要な項目を選択し、条件を設定します。
④ TRUE値に、論理式の条件にあてはまる場合に出したい結果を入力します。
⑤ FALSE値に、論理式の条件にあてはまらない場合に出したい結果を入力します。
※TRUE値/FALSE値の中にも四則演算の式を設定できます。
パターン3 IF関数とAND関数を用いる場合
例)借方の金額が1000円より大きい、かつ、10000円以下ならば7、そうでないならば0を出力したい
計算式:①IF(②AND(③${借方:金額}>1000,${借方:金額}<=10000),④7,⑤"0")
① 関数からIFを選択します。
② 関数からANDを選択します。
③ 属性から論理式に必要な項目を選択し、条件を設定します。
④ TRUE値に、論理式の条件にあてはまる場合に出したい結果を入力します。
⑤ FALSE値に、論理式の条件にあてはまらない場合に出したい結果を入力します。
※TRUE値/FALSE値の中にも四則演算の式を設定できます。
パターン4 IF関数とOR関数を用いる場合
例)借方の金額が100円より小さい、または10000円以上ならば100、そうでないならば10を出力したい
計算式:①IF(②OR(③${借方:金額}<100,${借方:金額}>=10000),④100,⑤10)
① 関数からIFを選択します。
② 関数からORを選択します。
③ 属性から論理式に必要な項目を選択し、条件を設定します。
④ TRUE値に、論理式の条件にあてはまる場合に出したい結果を入力します。
⑤ FALSE値に、論理式の条件にあてはまらない場合に出したい結果を入力します。
※TRUE値/FALSE値の中にも四則演算の式を設定できます。
パターン5 IFS関数を用いる場合
例)借方の勘定科目IDが1ならば1、借方の勘定科目IDが2ならば2を出力したい
計算式:①IFS(②${借方:勘定科目ID}=1,③1,②${借方:勘定科目ID}=2,③2)
① 関数からIFSを選択します。
② 属性から条件に必要な項目を選択し、条件を設定します。
③ 条件に対する値を設定します。