各種申請に対して、申請ルールを設定する方法をご案内します。
操作可能な権限
以下のいずれかが付与された従業員のみ操作できます。
・マスタアカウント(契約初期に発行されたアカウント)
・システム管理者権限
・経費管理者権限
権限の詳細はこちら
設定方法
1.経費設定>[申請ルール]をクリックします。
2.[新規作成]または[編集]をクリックします。
3.下記項目を設定して[保存]します。
「*」必須項目
項目 | 詳細 |
---|---|
*ID | ルール名にIDを設定します。 ※20文字以内、半角英数字で入力します。 |
*ルール名 |
設定する申請のルール名を入力します。 |
申請フォーム |
ルールを適用する申請種別にチェックを入れます。 |
エラー判定 |
デフォルトは「警告する」が選択されています。 警告する 禁止する |
エラーメッセージ | エラー条件に一致する申請を提出した際に表示させるメッセージを設定します。 ※100文字以内で入力します。 |
有効ステータス |
適用するルールに有効を設定します。無効と選択されたルールは、申請に対して適用されません。 |
エラー条件の設定例
項目 | 内容 |
---|---|
エラー条件 |
デフォルトは「全ての条件に一致」が選択されています。 |
項目の種類 |
選択肢:未選択、申請データ(ヘッダ)、申請データ(明細)、申請者データ 上記いずれかの項目から選択します。 申請ルールの項目一覧を参照したい場合はこちら |
項目1~3 | 項目の種類が未選択の場合は、非活性となります。項目の種類の選択肢に応じてプルダウンで表示される項目が異なります。 |
項目4 | 項目3選択内容に応じて表示されます。 |
アクション | 条件を追加する際は[+]を、追加した条件を削除する場合は[-]をクリックします。 ※条件は最大5個まで設定できます。 |
例1)出張期間が2021/05/01~2021/05/31のとき、申請の合計金額が10,000円を超える場合に警告を表示させる場合
【エラー条件の設定例】
エラー判定 警告する
エラーメッセージ 申請の合計金額が10,000円を超えています。
No.1 申請データ(ヘッダ)、出張期間(開始日)、以後、(カレンダー)2021/05/01
No.2 申請データ(ヘッダ)、出張期間(終了日)、以前、(カレンダー)2021/05/31
No.3 申請データ(ヘッダ)、合計、>(大きい)、(直接入力)10,000
⇒申請内容が「出張期間(開始日)が2021/05/01以後」かつ「出張期間(終了日)が2021/05/31以前」かつ「合計が10,000円を超える」であるとき、エラーメッセージを表示する
【申請時の挙動】
上記の条件に一致している申請を提出しようとすると、以下のようなエラーメッセージが表示され、
従業員へ注意喚起できます。
申請ルールに違反した状態で申請が提出された場合、承認者画面では以下のような注釈が表示されます。
‘‘この申請は申請ルール名「ルール名」に違反しています。‘‘
※該当画面:承認一覧
※該当画面:申請書確認画面(承認一覧>申請書No.クリック)
例2)「役職がリーダーの社員はA手当を申請できない」としたい場合
【エラー条件の設定】
エラー判定 禁止する
エラーメッセージ 役職がリーダーの社員はA手当を申請することはできません。
No.1 申請書データ、役職、=(等しい)、役職、リーダー
No.2 申請データ(ヘッダー)、手当1、=(等しい)、手当1、A手当
⇒申請者の「役職」が「リーダー」の場合、手当に「A手当」が選択されていると、
エラーメッセージが表示される
※「手当」は事前にマスタを設定する必要があります。設定方法はこちら
※「役職」は事前にマスタを設定する必要があります。設定方法はこちら
【申請時の挙動】
上記の条件に一致している申請を提出しようとすると、以下のようなエラーメッセージが表示され、
従業員は申請できません。
エラー条件設定時の注意事項
注意1
エラー条件でマスタを複数指定した場合は、OR条件が適用されます。
例1)
役職に「リーダー」と「マネージャー」を指定した場合
⇒以下の2点の条件を満たした場合にエラーとなります。
1. 役職が「リーダー」または「マネージャー」である従業員
2. 手当が「A手当」である
注意2
条件に指定した項目が該当の申請種別に存在しない場合は、条件を設定しても、エラー判定がおこなわれません。
例2)
エラー条件:支払依頼申請時に取引先が「株式会社jinjer」かつ、精算額が50,000円以上の申請は提出できない
⇒支払依頼申請に「精算額」が存在しないため、上記条件を設定してもエラー判定がおこなわれません。