二重申請防止アラートの設定方法をご案内します。
複数の申請書内で特定の項目が重複していた場合に、アラートを表示できます。
操作可能な権限
以下のいずれかが付与された従業員のみ操作できます。
・マスタアカウント(契約初期に発行されたアカウント)
・システム管理者権限
・経費管理者権限
権限の詳細はこちら
設定方法
1.経費設定>[申請ルール]をクリックします。
2.[二重申請防止]タブをクリックします。
3.アラート内容を設定します。
重複チェック条件は「AND条件」で適用されます。
例)「重複チェック条件」が、申請フォームと利用日の場合
申請フォームかつ利用日が既存の申請書と重複している明細が含まれた申請書した場合にエラーメッセージが表示されます。
項目 | 詳細 |
---|---|
異なる申請書の明細 |
すでに申請済みの別の申請書と同じ内容の明細がある場合を指します。 |
1つの申請書の明細 |
申請書内で同じ内容の明細が複数ある場合を指します。 |
条件を満たした場合の申請可否 |
許可する 警告する 禁止する |
申請フォーム |
重複条件として申請フォームを設定するかを選択します。 |
利用日 | 重複条件として利用日を設定するかを選択します。 |
小計/金額 | 重複条件として小計/金額を設定するかを選択します。 |
交通機関/内訳 | 重複条件として交通機関/内訳を設定するかを選択します。 |
乗車場所/降車場所 (交通費申請/出張申請/海外出張申請のみ) |
重複条件として乗車場所/降車場所を設定するかを選択します。 |
・申請者が同一の申請書のみ重複チェックの対象です。
・ステータスが「差し戻し」「否認」「取下げ」「一時保存」の申請書は重複チェックの対象外です。
・ICカード履歴/ファイル/クレジットカード明細の情報を自動反映した明細は重複チェックの対象外です。
自動反映された登録内容の編集が許可されている場合のみ重複チェックの対象です。
4.エラーメッセージを入力します。
5.[保存]をクリックします。
実際のアラート表示例
・明細No.などエラーの詳細が表示されるのは二重申請防止アラートのみです。申請ルールのアラートでは表示されません。
・本機能は申請時のみ適用がされます。「一時保存」の場合は対象外です。
二重申請防止の設定で禁止するの場合
申請画面の[申請]をクリックすると、以下のエラーメッセージが表示されます。
表示箇所:ヘッダー部分(異なる申請書の明細/一つの申請書の明細)
表示内容:~~~~~~。(設定したエラーメッセージ)
重複エラーの明細No.XX/No.XX
表示箇所:明細部分(異なる申請書の明細)
表示内容:以下の申請済み明細と○○、○○が重複しています。
・△△申請書No.XX 明細No.XX
○○=重複チェック条件
△△=申請書の種類
※申請書No.のリンクをクリックすると、重複先の申請書に移動できます。
表示箇所:明細部分(一つの申請書の明細)
表示内容:以下の申請書内の明細と○○、○○が重複しています。
・明細No.XX
二重申請防止の設定で警告するの場合
申請画面の[申請]をクリックすると、以下の確認画面でエラーメッセージが表示されます。
確認画面の[✕]をクリックすると、上記の「二重申請防止の設定で禁止するの場合」と同じエラーメッセージが表示されます。
エラーメッセージ表示画面
下記の画面でエラーメッセージが表示されます。
・経費従業員画面>各種申請の申請画面(事前申請を含む)
・経費従業員画面>各種申請の承認画面
・管理者画面>経理処理>計上仕訳・支払確定
・アプリ申請画面
・アプリ承認画面