ジンジャー経費にて、インボイス制度(買手側/インボイス受取側)の対応ができます。
インボイス制度についてご案内にあたり、詳細な要件は、国税庁のサイトを確認してください。
インボイス制度とは
インボイス制度は、「インボイス(適格請求書)」を用いて仕入税額控除を受けるための制度です。
インボイスを交付できるのは、税務署長の登録を受けたインボイス発行事業者(適格請求書発行事業者)のみです。
詳細はこちら
インボイス制度で対応すべきこと
インボイス制度について、買い手側と売り手側の対応を記載します。
※売り手側の対応はジンジャー経費で対応していません。
・買い手側(インボイス受取側)
1.取引先が適格事業者かの確認
ー(適格事業者であれば)仕入れ税額を計算して控除可能
ー(適格事業者でなければ)仕入れ税額を計算し、何割軽減されるか計算
2.インボイスの保存
・売り手側(インボイス発行側)
1.(免税事業者の場合)課税事業者になるか判断
2.請求書の内容変更
ー現行の請求書+登録番号・適用税率・消費税額
3.端数処理
ー切り捨て、切り上げ、四捨五入を選択可能
ー1つのインボイスにつき税率ごとに1回の端数処理をする
4.インボイスの写しの保存
ジンジャー経費で可能なインボイス対応
ジンジャー経費では、買い手側(インボイス受取側)の「1.取引先が適格事業者かの確認」と「2.インボイスの保存」の対応ができます。
※スマートフォン/WebでOCRを使用した領収書/請求書の読み取りが必要な場合、ジンジャー経費オプションの「ファイル一括アップロード機能」のご契約が必要です。
※「インボイスの保存」について、電子帳簿保存法に則り保管するご要望がある場合、
経費設定>詳細>電子帳簿保存法にて「電子帳簿保存法:対応する」に設定する必要があります。
※すべて任意の設定です。目的・要望の内容にあわせて対応してください。
設定
目的・要望 | ヘルプ | ご対応事項・注意点 |
---|---|---|
1.取引先の適格事業者番号を登録したい | こちら |
・企業設定>取引先に適格事業者番号を登録(件数が多い場合は取引先の再インポート) 【本機能実装の補足】 |
2.内訳を設定する | こちら |
・経費設定>内訳にて、内訳名が同じもので適格請求書を適格/非適格をそれぞれ作成します。 ※経過措置については使用中の会計システムにて対応してください。 【本機能実装の補足】 |
3.税区分を設定する |
こちら |
・経費設定>税区分にて端数処理を設定 |
ファイル読み取り
目的・要望 | ヘルプ | ご対応すること・注意点 |
---|---|---|
4.読み取った取引先と事前に登録した取引先が合っているか確認したい | こちら | ・企業設定>取引先に適格事業者番号を登録 ※件数が多い場合、インポートにて取引先の登録(CSV一括)をしてください。 |
申請
目的・要望 | ヘルプ | ご対応すること・注意点 |
---|---|---|
5.明細に読み取った取引先を反映したい | こちら | ・ワークフロー>申請フォーム>対象の申請>申請書>明細にて、「取引先」を追加 |
6.申請書にアイコンを表示させたい | こちら |
・ワークフロー>申請フォーム>対象の申請>申請書>明細にて、「入力区分」を追加 |
7.クレジットカード明細と領収書などのファイルを1つの明細に反映させたい |
・クレジットカード連携の設定 |
仕訳・データ出力
目的・要望 | ヘルプ | ご対応すること・注意点 |
---|---|---|
8.計上仕訳/支払仕訳の摘要に適格事業者番号などを表示したい | こちら | ・経費設定>仕訳>計上仕訳/支払仕訳にて摘要の項目追加 ※摘要に追加できる項目は、左記のヘルプページを確認してください。 |
9.仕訳データで適格事業者番号などを出力したい | こちら | ・経費設定>出力フォーマットにて出力フォーマットの項目追加 ※出力フォーマットに追加できる項目は、左記のヘルプページを確認してください。 |